貸金業法の改正があって以来、金融業界の再編が加速されました。特に消費者金融業界はその大きなうねりに飲み込まれていきました。

業界大手のプロミスは三洋信販を完全子会社化を行ない、三菱UFJフィナンシャルグループはアコムに対してTOBを仕掛け、連結子会社化するなどさまざまな動きがありました。

その中でも注目なのは「レイク」です。

レイクはGEの金融部門として消費者金融業を展開していましたが、貸金業法の改正の影響で収益性が悪化し撤退を余儀なくされ新生銀行へ事業を売却しました。

その際に損失補償契約を結んだのですが、その契約が終了し今年の3月に新生フィナンシャルに1750億円という現金が舞い込んできたのです。

前期は日本の3大メガバンクの業績に比べて大きく水を開けられた新生銀行は、巻き返しを狙うべくかなり強気の貸出残高目標を掲げました。

その貸出先として法人と個人があるのですが、特に個人向け融資への展開を目論んでいるということです。

そこで新生銀行は他社のファイナンス事業を買収する動きに出るのではという噂が立っていて、もしそれが実現すれば消費者金融業界の勢力図に何らかの影響を与えるかもしれません。

現状では「アコム」「プロミス」そして「アイフル」辺りが勢力の中核を担っているのですが、ここに「レイク」も食い込んでくる可能性もあるということです。

こういった動きがあるとなると、「アコム」含む各社による新規顧客獲得合戦が繰り広げられることも考えられます。

まだまだ噂レベルではあるのですが、もし新生銀行が何らかの動きを見せるとすればアコムも何か仕掛けてくるように思われます。1750億円ですからね。これだけの資金があれば投資して事業拡大を狙うというのは企業として当然ではないかと思うわけです。

これらの情報を入手して思ったのですが消費者金融市場はまだ伸びしろがあるのかなということを感じました。

こういう動きは企業側だけの話だけではなく、借りる側にも何らかの影響を与えることがありますので注目していきたいと思います。