アコムの与信は異次元?

先日、こんなツイートを見ました。

この情報がどこまで裏を取っているのか?という部分は置いておいて…
結構参考になるんじゃないかなと思います。

先日投稿した記事「2月度のデータからアコムの借りやすさを予測する」に書いているのですが、アコムの新規貸付率は50%弱程度あります。

これは他の消費者金融会社の平均と比べても高い方です。

このデータを追いかけるようになってから「なんで高い水準をキープしているんだろう?」という疑問を持っていたのですが、なんとなくその理由がこのツイートをきっかけにわかったような気がします。

ツイートに「スコアリングも異次元」と書いてあるのですが、このあたりは今まで蓄積されたデータの数が半端じゃないからなせる技なのかもしれません。大手ならではといったところでしょうか。

「データの蓄積」といえば、先ほどのツイート主がこのようなツイートをしていました。

真偽の程はいかに!

ってところですね。でも、実は先日見つけたデータにこれを裏付ける(?)かもしれないデータがありました。

北海道出身者は借金を踏み倒す確率が高いのか

先ほど紹介したツイートで、アコムでの審査の際に用いられるスコアリングには出身地も対象になるといったような内容がありました。

その中で「北海道出身者」が借金を踏み倒す確率が高いといったような記述があったので、気になって調べてみました。

データとしては2011年のものになるのですが、確かに北海道の方の破産件数が以上に高くなっています。

各地方裁判所別の破産者数の上位から見ていきます。

1位 札幌 174件

2位 高松 148件

3位 広島 140件

4位 名古屋 138件

5位 福岡 130件

1番件数が多かったのが札幌でした。ちょっと群を抜いてます。ただ、これよく見ていただきたいんですけど、札幌だけの件数なんです。

北海道に関しては「4つの地裁」で調査されていて、北海道全体の件数としてはもう少し増えてきます。残り3つの地裁と件数はこちらです。

旭川 50件
釧路 75件
函館 71件

これに札幌の174件を足すと350件になります。かなり予想外の件数です。というか、突出しすぎて訳がわかりません。

まあこの調査自体が消費者金融での借入が原因の破産だけが対象のものではないので、他の要素も含まれてはいるのですが明らかに件数が多いです。

この結果からみても、先述したツイートの内容はあながち間違ってはいないのかなと思われます。北海道出身の方で「借りられない」という方は、ひょっとしたらこういったところが原因になっているのかもしれませんね。

※参照データ「2011年破産事件及び個人再生事件記録調査」
日本弁護士連合会 消費者問題対策委員会

アコムの金利が高い理由とは?

各地方裁判所における破産事件件数について少し触れました。

この件数は単純に破産事件の件数なので消費者金融での借入れが原因ということではないのですが、破産者の債権者で最も多かったのが「貸金業者」でした。

そういうこともあり、消費者金融で借りている人が破産する割合が多かったのかなともデータからは見て取れます。

じゃあ、アコムではどれくらいの人が破産または支払いができなくなっているのか?
ということで調べてみました。

前年度(2013年度)の決算がまだ公表されていませんので2012年度のデータを見ていきます。

2012年度の『貸倒損失率』は無担保ローンで6.02%

貸倒損失というのは、簡単に言うと「貸付金等の金銭債権が回収不能になって生じた債権者の損失』です。

貸倒損失が起こった理由が以下の通りになっています。

自己破産 5.1%

行方不明 0.8%

支払不能等 38.6%

債権放棄 55.5%

全体の利用者の内6.02%が返せなくなり、その6.02%のうちの5.1%が自己破産が理由ということになっていました。

そう考えると自己破産して借金をチャラにした人って以外に少ないんだなと思いませんか?

ただ、「支払不能等」「債権放棄」が9割以上を占めているということは自己破産以外の民事再生または任意整理等によって借入残高を圧縮したかなにかでしょうね。

でも、この数字をみると中々リスクの高い事業でもあるのだなと感じます。そんな中融資をするのですから借りやすい反面金利が高いということにもある程度納得できるものがあります。